iroha Board とは

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iroha Board は日本で生まれたオープンソースのeラーニングシステム(LMS)です。 シンプルでフラットな構造と、使いやすいユーザインターフェイスが特徴で、手軽に独自のeラーニングシステムが構築できます。企業、学校、自治体、学協会、病院など様々な組織で、iroha Board を活用したeラーニングが実施されています。
※ LMS(Learning Management System)とは、学習コンテンツやテストの作成・配布、受講登録、学習履歴の管理など、eラーニングを実施する上で基本となるシステムのことです。


iroha Board デモ動画 (6分)

自由度の高いデザイン

iroha Board はシステムの名称、Copyright 表示、テーマカラーなどを管理画面で変更し、手軽に独自のeラーニングサービスを提供できます。またシステムのアーキテクチャにはMVCを採用しており、CSSやテンプレートファイルを修正することで、デザインを独自のものにカスタマイズすることも可能です。

 レスポンシブデザイン

iroha Board はスマートフォン、タブレットでの利用を想定して、設計されています。画面レイアウトにはレスポンシブデザインを採用し、利用しているデバイスに応じて自動的にレイアウトが最適化されます。

※ スマートフォンで表示した場合

受講者の学習フロー

受講者は iroha Board にログインし、受講しているコースの中から学習したいコースを選択します。次に目次から学習コンテンツやテストを開き、学習を行います。学習を行うと学習日時、学習時間が自動的に記録され、コース目次に表示されます。テストの実施が終わるとすぐに解答の正誤、得点、合否、解説が表示されます。

先生(管理者)の運用フロー

先生は受講者の追加、受講コースの設定、コース、コンテンツ、お知らせの作成、学習履歴の閲覧が可能です。まずコースを作成し、コースに対して目次や配布資料の設定、学習コンテンツ、テストなどの作成を行います。コースが完成後、受講させたいユーザに受講コースの設定を行います。これで作成したコースを、受講者が学習可能となります。受講者が学習開始後は、学習履歴画面で順調に学習が進んでいるかを確認します。

既存のeラーニングシステムとの比較

現在、商用のLMSは数多く存在しますが、オープンソースのLMSは限られておりました。オープンソースのLMSとして最も有名なのは Moodle ですが、搭載されている機能が多い反面、設定や画面仕様が複雑でハードルが高く、小規模なeラーニングにはあまり向いておりませんでした。iroha Board はシンプルでフラットな構造を特徴としており、最小限の設定で、eラーニングが実施できるように設計されています。

また当初は小規模なeラーニングを想定し開発を行いましたが、最近では導入の容易性や操作の簡便さを理由に、利用者が数千人以上の大規模なeラーニングにおいても iroha Board が採用されるケースが増えています。